人間国宝の神髄。

親愛なるあなたへ

今日、汐留美術館で開催されている人間国宝でいらっしゃる中川衛さんの作品を見てきました。

ベースの金属を掘り、そこに別の金属を埋めて模様を作る「象嵌(ぞうがん)」と呼ばれる技法で、数々の作品を制作。

その美しさもさることながら、動画で紹介されていた気の遠くなるような作業に見入ってしまいました。

松下電工入社後、象嵌と出会ってからは朝から夕方まで出社して帰宅後仮眠、そして夜の8時から翌朝4時頃まで象嵌製作に没頭し、その後仮眠、そして出社、という生活を何と11年間も続けられたそうです。

そんな修行時代には、朝、お子さんと顔を合わせたのは2回しかないのだとか。

究極の精神とそこに見いだされる信念。

金沢のご出身であり、「加賀象嵌」を受け継ぐのは自分しかいない、という想いでやってこられたそうです。

筆者の系譜の郷里でもありそこに深いつながりを。

人間国宝の神髄。

好きだからやっていられる、というのも一つの真実ではありますが、それ以上に、その人間性、そして魂が持つ崇高さに触れたような気がしました。

こちらの魂も共鳴し揺さぶられる、そんな感動をいたしました。

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郷里の優勝。

親愛なるあなたへ

プロ野球阪神タイガースが2005年以来18年ぶりのリーグ優勝を果たされました。

野球観戦に縁がなかった小生は大阪にいるときは試合結果をほぼ気にしなかったのですが、関東に来てこのニュースを知りなんと嬉しいことか(笑)

現在の地元・日吉の慶応義塾高等学校の甲子園優勝もおめでたいのですが、それよりもこちらの方が喜びが勝るというのがまだ関西人である可能性。

2008年から大阪にお世話になり始めたので、その間に優勝のドンちゃん騒ぎを経験できなかったのが本当に残念です。

道頓堀の名物も、そして阪神優勝にあやかったデパート・スーパー・各種お店の優勝割引も。

本当におめでとうございます。

ホームグラウンドの甲子園は元より、大阪神戸一円、そして関西圏の更なる活気が満ちることを心よりお祈り申し上げております。

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笑いと自由。

親愛なるあなたへ

笑いのあるところには自由がある。

関西の懐かしさ満点で書くのですが(笑)そこには何の見栄もステータスを求める気持ちもない。

単純に「笑わせたら勝ち」。

自分の方が面白いというステータスでなく「面白かったらそれでよし」。

お笑いの文化大阪。

ひいき目を差し引いてもそこに自由と自分らしさの本質があるように思いました。

関東生まれ関東育ちでバリバリ関東に戻ってきた人間が「何言うか」という感じではありますが(笑)

しかしこれは筆者個人の人生で最も価値のある、そしてこれからも決して忘れない第二の故郷、関西で学んだことであります。

もちろん、故郷関東の中の大都市圏、東京・横浜も楽しんでいこうと思います。

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東西の難しさ。

親愛なるあなたへ

横浜に来て8ヶ月が経ちました。

「東京と大阪の言い分」という記事他、関西圏(大阪周辺)と首都圏(東京横浜)の違いについて自分なりの考察を何度か書いてきました。

横浜以外に東京でも仕事があるので毎週出かけるのですが、それが見事に当たっている、というのは変ですが、やはり東西の文化は相入れないものなのだなぁと痛感する今日この頃です。

復習すれば(笑)、「大阪には押しの強さとそれを許容する雰囲気から圧倒的な自由度と自分らしさがあるが、品性と経済競争力がその分下がってしまう」、「首都圏には周りの目と評価を優先することから圧倒的な品性と経済競争力があるが、自由度と自分らしさがその分下がってしまう」。

もちろんこれも何度も書いたように、地域や人により本当に様々ですし、経済競争力に関しては立地やこれまでの歴史など、人間性以外の部分も多分に関わっているのが事実です。

ただ、大きい意味ではほぼほぼ合ってるような気がしてなりません。

関東で暮らしてた人が関西で暮らした、とか関西で暮らしてた人が関東で暮らした、とかじゃなくて、「関東で暮らしてた人が関西で暮らして関東に戻ってきて言ってる」のですから間違いないですよ(笑)

意気揚々と戻ってきてイザ新天地!と思っていた昨今、関西・大阪に流れる圧倒的に自由な雰囲気とステータスを排除する文化が小生の中でいかに大きかったのかを再認識します。

生まれ故郷の地にも関わらず、「関西に帰りたいなぁ」と心から思い(笑)

ある意味ショックでした。

いざとなればまた関西へ戻ればいいや土地勘あるし、という下支えを胸に(笑)、二つの世界の「いいとこどり」を目指していきたいと思います。

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掃除も練習。

親愛なるあなたへ

掃除はシステムでありマニュアルだと書きました。

本当にその通りで体の動きさえ覚えれば掃除は無意識にできます。

なので、掃除も練習。

たとえば最初のうちは今日掃除して、明日もきれいなはずなのにもう一回掃除する、という作業を繰り返すと掃除が得意になると思います。

一見無駄に見えるこの作業。

でも「練習」なのですね。

システムであり、マニュアルであり、練習ですから。

時間がかかる掃除は諦めてしまいますから、5分でできるような、トイレクイックルを使ってとりあえず毎日便器だけこの順番で拭く、とかいかがでしょう。

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掃除と整理整頓とご縁。

親愛なるあなたへ

改めて掃除と整理整頓は人間関係にいい影響を及ぼすな、と感じました。

掃除と整理整頓をすれば自分に余裕が出るからサービス精神も生まれるのでは、と。

それが回りまわっていいご縁につながるのでは、と。

何か行き詰っているとき、やはり掃除は最強ですね。

がんばってアイディアも出して。

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自宅でのサービス。

親愛なるあなたへ

自宅の対・G作戦を決行すべく、管理会社さんがいらっしゃって色々と策を講じてくださいました。

そのとき、担当者の方が快適に作業できるようにと色々サポートをさせていただいたのですが、まだ2回しかお会いしていないのにその方とすごく通じ合えたというか、昔飲食店やホテルで働いていた感覚を思い出しました。

昔友人を自宅に招いて色々世話を焼くのが好きだった、あの心地よいサービス精神を再び。

気学の占いにおいても、小生の一白水星は「自宅に人を招いておもてなしする」ことで運気が上がるのだそうで、まさかこういう形になるとは思いませんでしたけれども非常に幸せなひと時でした。

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