よりどころになるのは、自分の心だ。

親愛なるあなたへ

僕は九星気学(方位学)を信じています。

方位学も、一つの学問です。

あらゆる学問と同じように様々な説があるのです。

「北」の捉え方について書きましたが、もう一つ大きな要素があるのです。

それは、地図の選び方です。

地図にはたくさんの種類があります。

僕は、西谷泰人先生との出会いを通して方位学を知りました。

西谷先生はメルカトル図法説を取られています。

ほとんどの占い師の人は正距方位図法説を正しいと取ります。

どのくらいの違いが出るのかというと、日本から見てアメリカはメルカトル図法では東になりますが、正距方位図法では北東になります。

逆に、アメリカから見て日本はメルカトル図法では真逆の西になるのに、正距方位図法では北西になってしまうのです。

僕が大多数の人の意見を退けて西谷先生の意見を信じているのは、西谷先生ご自身を信じているからです。

それは、西谷先生が本当に相手の幸せを願っている占い師だということと、莫大なデータを検証されているからです。

地理学上での「正しい方位」を知るには正距方位図法が適切です。

でも、方位学というのは地理学上の方位が正しいかどうかはどうでもいいのです。

占いを利用した人の運気を良くするのが目的なのです。

今の全ての科学は現象論だという記事を書きましたけれども、占いも同じです。

膨大なデータを取って、そこに一つの傾向を見出すから学問として成り立つわけです。

ですから、他の学問との関係性をムリヤリ持たせる必要はないのです。

周りの意見ではなくて、自分が腹落ちする人を信じることです。

何を信じるかは、誰が何と言おうと自分が決めればいいことなのです。

by You