親愛なるあなたへ
何かをしてもらって嬉しいと感謝をします。
周りをよく見ると感謝をするにも二通りの言い方があるのが分かります。
一人は「すみません」と言います。
もう一人は「ありがとう」と言います。
「すみません」は謝るときにだけ使うものだと思っているかもしれませんが、実は普段の生活で意外にこれをやっているのです。
お金持ちは必ず「ありがとう」と言います。
ウェイターの人が空いたグラスにお水をついでくれたときに「すみません」と言う人はお金持ちになれません。
僕は高級ホテルのレストランで仕事をしていますけれども、いい値段のするランチを手軽に食べに来られるお客様の多くは有閑マダムです。
サービスして喜んでいただくと奥様方は必ず「ありがとう」とおっしゃいます。
「申し訳ない」というのは一見ものすごく美しく聞こえますが、サービスのコミュニケーションではないのです。
サービスする側はお客様に幸せになってほしいと願って仕事をしています。
喜んでサービスしているのです。
「すみません」と言っている人は相手が無理してやっていると思っているのです。
サービスする側は楽しくサービスしているのに、嫌々やっているんだと思われたらサービスしようと思わなくなってしまいます。
「自分は満たされている」という感謝の言葉のキャッチボールをすることがハッピーになる秘訣です。
親愛なるあなたへ。
忙しいなか記事をいつも読んでくださって、本当にありがとう。
by You