親愛なるあなたへ
僕はどんなときでも「何とかなるでしょう」と答えています。
レストランの裏方の仕事をしていて、欠員が出てまわらないんじゃないかと周りが言っていても、何とかなるだろうと思っているのです。
製薬会社時代、事務の仕事でシステムエラーが起こったときもそうでした。
すると、何とかなります。
不思議ですが、何とかなるのです。
「どうして何とかなると思うのですか」と聞かれますが、根拠はありません。
僕は目をつぶって大海原へ飛び出しました。
でも、しばらくすると何とかなるだろうと思えてくるのです。
極貧生活を2年間続けてきましたけれども、最初は目をつぶって必死になっていたのが、途中から何とかなるだろうと勝手に思えてくるのです。
周りは見ていてヒヤヒヤしていますが、僕自身は何が起こるか分からないし大変だけれども何とかなるだろう、と思っているのです。
僕は神様にある程度おまかせしています。
それは試合を放棄したのではなくて、流れに乗っているのです。
運命を切り開いたら手入れをしていくことが大切だと書きました。
流れに乗るのは、手入れをしていくということなのです。
それが、努力です。
何とかなるだろうと思えるのは、自分を信じて努力している人の特権なのです。
いつもいつも努力して自分の神様を信じてあげられる人に、道は開かれていくのです。
by You