大人になってから好き嫌いの大切さが分かる。
親愛なるあなたへ
社会に出ると好き嫌いをなくしなさいと教わります。
「好き嫌いをしてはいけない」と言われるのではありません。
「嫌いな人とも付き合いなさい」と教わるのです。
すると、嫌いな人と付き合うことが大人だと思うようになります。
自分と合わない人との付き合いが必要なときもあります。
それは、視野を広げたり受け入れる器を育てるためにも大切なことです。
でも、基本は自分の好きな人とだけ付き合えばいいのです。
好きな人とだけ付き合えばいいということは、親も学校の先生も会社の上司も教えてはくれません。
好きな人としか付き合わないのは社会性に欠けていて子供じみていると評価されます。
自由に世界を見て回れば分かることなのですけれども、人はランダムにまとまっているのではありません。
似た人同士でかたまっているのです。
運のいい人は運のいい人で集まっています。
足の引っ張り合いが多いところでは、やっぱり愚痴ばかり言っている人が集まっているのです。
いくら好き嫌いが激しいと言ってもこの世のレベルは知れています。
あの世に行ったら好き嫌いは激しいどころの話ではありません。
天国には幸せな人しか集まりません。
地獄では妬み・嫉み・恨みを言ってる人しかいないのです。
人生の好き嫌いのレベルが知れてるなら、思いっきり好き嫌いで行動することです。
好きな人だけと付き合うのは簡単なことではありません。
環境を選択しなければならないからです。
環境を選択していくためには自分を磨かなければなりません。
磨くことで、自分の基準ができてきます。
大人になるとは相対を知ることだと言いました。
それはつまりどういうことなのかというと、自分の基準を持つということなのです。
嫌いな人とも付き合うことで相対を学びます。
でも、相対を学んだだけでは幸せにはなれません。
天国に行くことはできないのです。
相対から自らの基準を作り上げた人がハッピーになります。
好き嫌いを大切にするとは、基準を明確にして成長するということなのです。
by You