親愛なるあなたへ
親は愛を持って子供を育てます。
それを感じて子供は自分に価値を見出す。
世の中の親御さんにお願いがあるのです。
それは、自分の子供を全肯定すること。
自分の子供が何をしようが、全て肯定してあげてください。
だって、自分の子供ですよ。
愛していらっしゃるのでしょう?
世の中はね、正しくが正しきを推奨するのです。
自分の子供に対しても正しくが正しきを求める。
これに気づかないのです。
でも、正義では解決しない。
正論ではこの世に巣食う劣等感を解決することはできません。
正しくが正しきを推奨するのは理由がある。
それは、覚悟が足りないからです。
もし、子供が間違ったことをして世間から非難を浴びたら、そういう育て方をした自分にも非難が及ぶ。
それが怖いのです。
あんたが親かというレッテルを受ける覚悟がない。
だから正しくが正しきを子供に押し付ける。
自分はそういう風に育てた、という言い逃れができるから。
全ての責任が子供にいくように。
これが正しいか間違ってるかは僕には分からないのです。
しかし、愛ではない。
大切なのは、肯定すること。
僕は子供を持ったことがないのです。
だけど、僕に子供ができたとしても僕は同じことを言うのです。
愛とは全肯定である。
世の中の親御さんに、僕からの一生のお願いです。
by You