親愛なるあなたへ
サラリーマンになると色んなことを教わります。
その中に話し方というのがある。
上司への報告、会議でのプレゼンテーション、取引先との商談。
「ビジネススキル」なんてすごい横文字が登場!
より効率的に、効果的に。
巷にも本やセミナーがあふれてますよね、「こうすれば伝わる!」みたいな。
もちろんとても大切なことなのですよ。
この記事もその重要性について書いたことがあります。
ところがビジネススキル全開の話ってあまり面白くない(笑)
面白い話って特殊なスキルやワザなんかいらないのですよ。
極端に言うと話がまとまってなくても全然構わない。
ビジネススキル的には話があっちこっちしてはいけない。
論理的に物事を伝える、このタイミングでジョークを入れる、みたいな計画性があるかもしれない。
仕事では役に立ちます。
商談もまとまるかもしれない。
でも、本当に面白い話には計画性がありません。
自分が話したいことを話したいようにしゃべる。
中身が意味不明でもいい。
聞いてたら何となく笑えるとか。
面白い話は中身や筋道が全く関係ありません。
「みんなと笑っていたい」この感情が話を面白くする。
あなたの話を少しでも面白いと感じてくれる人がいたら、それを基準にしてみてくださいね。
自分がそのとき何をしゃべっていたか。
おそらく覚えていないのです。
何故かというと好きなことを好きなようにしゃべってるから。
心が開いている、というのかな。
ビジネススキルは「相手がどう思うか」というところに視点を置いている。
でも面白い話は「相手の笑顔が見たい」、その一心で話す。
この二つは似ているようで全然違います。
簡単に言うと「相手がどう思うか」というのは何かがトクだからなのです。
もちろんビジネスですから大切なことですよ。
ただ本当に面白い話をしたければ、「楽しみたい」「笑っていたい」、このおおもとの感情を大切にするといいかもしれませんね。
by You