2:7:1の法則。

親愛なるあなたへ

日本人は人目を気にする。

国民的なものなのでしょう。

もともと人間が持つ性質かもしれないけど、この島国ではその割合が高いのです。

いいとか悪いって話ではないのですよ。

でも、人目を気にせずに生きられたらすごく楽になる。

偉そうに言ってますけど以前の筆者は人目をバッチリ気にするタイプ。

おかげで今はいい人を演じるスキルが身につきましたけど(笑)

人目を気にするのは、簡単に言うと嫌われたくないからですね。

誰からも嫌われないようにする。

柔軟性があっていいことなのですけど、苦しくなってしまいますね。

そのときはこのことを知っておくといいと思います。

それは「2:7:1の法則」。

10人の人がいるとします。

その中の2人はあなたの生涯の友人になります。

お互いの意志を尊重し、認め合うことができる。

そんな素晴らしい関係です。

次に、最後の1人は何があってもあなたを非難してきます。

あなたがどんなに正しいことを言ってても筋を通していても、あるいは徳があっても、徹底的にあなたを嫌ってくる。

そして残りの7人、大多数は、実はどうでもいい人なのです。

どうでもいいと言うと語弊があるかもしれないけど、あなたを認めることもあるし非難することもある。

非常に日和見的なところがある。

この一度の人生、あなたを徹底的に非難するたった1人に注目するのですか?

コロコロ意見を変える7人に注目するのですか?

素晴らしい人生を何故そんな人たちに捧げる必要があるのですか?

周りを見ると2:7:1の法則なんてとてもじゃないけど信じられない。

生涯の友人が2人もいるなんて信じられないと思うかもしれません。

でも、それはあなたが世界を知らないだけです。

世界はむちゃくちゃ広いんですよ。

幾ばくかの学校、会社、地域で世界を知った気になるのはウソですよ。

育った家庭が全てだなんてウソですよ。

正直言うとね、世界が広いことを認めていても何故か心が縛られてしまう、それが実情だと思います。

だからあなたが悪いのではない。

ただ、信じてほしいのです。

どんなに自分が一人に思えても、この世にはあなたと運命を分かち合う人間が存在する。

辛いとき、苦しいとき、人生をやめたくなったとき。

是非このことを思い出してくださいね。

by You