経済の時代。

親愛なるあなたへ

「21世紀は経済を学ぶ時代だ」

大事業家、斎藤一人さんの言葉です。

これからは経済を学ぶ時代が来ます。

20世紀は戦争の世紀でした。

二度に渡る世界大戦、そして冷戦と核の分散。

誰も逃れることはできませんでした。

金持ちだろうが貧乏人だろうが等しく爆弾がおっこちてきた。

そういう歴史があります。

悲惨な歴史ですが、そこで学ぶことによって我々は現代を維持することができる。

今でも戦争をやってるところはあるけれど、世界は次の段階にシフトしています。

それが経済を学ぶ時代。

ベルリンの壁が崩壊し冷戦が終結してから、共産国家は経済市場を自由主義に解放しました。

すると人件費を抑えるためにそこに労働力を求める。

共産・社会主義国労働組合が機能しないそうなのですね。

今までアメリカにお世話になってて高度経済成長を遂げてきた日本も、労働力をアジアに取られてしまいました。

技術面でもアメリカにお世話になれなくなったからやることがなくなる。

新しい価値が提供できずに人手もあまる。

これが日本の景気が悪い原因です。

日本人の金融資産が1500兆円もあるのに、お金があるのに、景気が悪い。

どうしてだろうと皆不思議に思うけど、簡単な話でお金と交換したくなるようなものがないのです。

今までアメリカにお世話になっていたから自分でアイディアを出す力がない。

アイディアが出ず、労働提供すらできなくなったからお金が動かなくなってしまった。

ユニクロの柳井社長がおっしゃっていた「日本にはサラリーマンが増えすぎた」という一節を以前ご紹介しましたけど、まさにそういうことかなと思います。

我々は普通だと思ってますけど、世界から見たら日本って相当異常な国ですからね。

こんなにお金があるのに不景気なんて。

食糧いっぱい積んだまま沈んでいく船のようなもの。

解決策はどうすればいいのかって、積んだ食べものをバクバク食べればいいのですよ。

それでなくなった分は港で補給するばいいのですよね。

頑張ってみんなでアイディアを出しましょう!

政府が悪いだ外交が弱いだ、そんなこと言っててはダメですよ。

日本人が自分たちで歩んできた道なのですから、自分たちで取り戻さないと。

もちろん、家計が苦しい人だったら少しでも貯蓄に回せるような工夫をするとか、人それぞれに経済というのがあります。

サラリーマンが悪いのでもなく、しっかり稼いでその稼ぎの中で生きる。

これからはお金と経済を学ぼうとする人は苦労がいらない。

どうしてかというと、経済を学ぶ時代だから。

例えば学校で数学の時間に英語の勉強をしてると怒られます。

会社で商談のときに忘年会の話をしてると怒られます。

かといって忘年会のときに商談の話をすると嫌われます。

そのときの時間というのがある。

経済の時代に入ったのだから経済を学ぶだけ。

簡単ですよ!

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