やっぱり世の中ナメられてはダメ。

親愛なるあなたへ

先日、私の部屋に立派なGさまが見えられました。

おかしいな、マンションの8階でこんなに排水溝もきれいなのにどっからくるのだろうと思っていたら、空気交換のために開けている玄関から堂々と入ってくるのですね。

寝てる横をトコトコとお通りになり、「ヒィ〜っ」となるところを、「ギャーの法則」で立派なことを書いてしまったものだからこれは冷静にしなくてはと、青ざめながら一晩中格闘していたのを覚えております。

自分の部屋で見るあの格別感はいったい何なのか・・・

私も非常に優しい人間でありますから、一回目はホレホレと玄関から逃がしてあげて扉を閉めさせていただきました。

翌日、再来店。

この色、このツヤ、間違いありません。

忍者のように右へ左へ、そして飛ぶ。

激闘の末に思い切りひっぱたいて終了。

人間ナメられてはだめです。

「深追いをしない」と書きましたけど、あんなのは相手がマイッタしたとき。

つっかかってくるんだったら場合によってはたたきつぶす。

虫でさえナメてかかってくるのだから、人間同士ならなおさらでしょう。

私の宇宙論は「許そう」とか「仲良くしよう」とか立派なものではなく、「切り捨てよう」とか「たたきつぶそう」とか過激なものなので、あんまり神さまを語るにはふさわしくないのかもしれません。

でも、たたきつぶす勢いを持って。

世の中、ナメられてうまくいくことなどありません。

日本人にはいい人が多い。

そして私もかつてそうであった。

だからこその主張である。

by You