世間の人が知らないこと。

親愛なるあなたへ

今、人生3度目の失業生活中でこれまた家でのんびりしているのですけれど、よく「どうして仕事を失うのが怖くないのですか」と聞かれるのですが、ふつうの人と考え方がちょっと違うのかもしれません。

大学・大学院で3年間生物有機合成化学を研究し、卒業後に製薬会社に勤務、その後記事を書きながらこの6年の間、オムライス調理、ホテルマン、高級焼肉店ホール係、コンビニ、家電量販店、イベントスタッフ、携帯ショップ7店舗、ウォーターサーバー販売、ブロードバンド特販員と転々とし、その間にネットワークビジネスの世界をのぞいたり事業の真似事を二つほどしたりと、今思えば色んなことをしてきたなぁと思います。

仕事を変えるのが怖いとか、職を失うのが怖いという気持ちは私もよく分かるのです。

ただ、私の場合は「やられる」のではなく、「自分から突っ込んでいく」感覚なので非常に「能動的」である。

どうしてそんな能動的になれるのか。

多くの人は「今の生活」を守るのが一番大切なことかもしれません。

もちろんお金をもらって生きていかなくてはなりませんから、それも必要なことだと思います。

「世間の人が知らないこと」

多くの人は自分が自分だと思っています。

何者にも変えられない、自分の意識、自分の考えは自分でコントロールできると思っています。

その点に関して私はすこし臆病なのかもしれません。

私は今の生活よりも、自分の「意識」を守ることを一番大切にしています。

多くの人は、意識を守らないことがどれだけ「ソン」をしているのかに気づいていないのかもしれません。

人間の脳みそはすごい。

思ったものを運んでくる。

理系アカデミックそして製薬会社と、唯物論を通して一つの結論に至った変な人間が重要視する「究極の損得勘定」が、その行動理由なのだろうと思います。

by You