不況の根源。

親愛なるあなたへ

私は普段人を糾弾することはないのですが、過去の記事でも「ここはびしっとシャキっとしなくては」というときはびしっとシャキっとキメてきましたので、ちょっと失礼させていただきますと、日本の不況は政府のせいでもなんでもなく、日本人の「お金を儲けることに対する罪悪感」のように思います。

これはもうずっと長い歴史の中で植え付けられてきたことなので、「清貧の美徳」はちょっとやそっとのことでは抜けないのですが、お金を回さなければお金は自分のところに回ってこないのです。

これは当たり前のことなのですが、それが日本人は完全に麻痺しているのである。

回すには「ビジネス」と「お金儲け」を考えなければなりません。

政府に頼ってもダメです。

経済は政府が何とかできるようなものではありません。

政府が無能なのではなく、これは「仕組み」である。

私も難しい経済論は全く分からないのですけれど、大きく、そのポイントをつかむと日本の場合は政治と経済が独立した存在であると納得できます。

その中で「これはアカンやつやろ」と思わず関西弁になってしまうのは、商売人やビジネスをやってる人で「お金儲けが罪悪だ」と考えている輩がいる。

これは今の日本経済にとっては害悪です。

その人の人格を否定しているのではなく、あくまで経済ベースで見たときの話。

そういう人は感謝や人徳を前に出して清貧の美徳を語りたがりますけど、平気で使ってる図書館や公園、学校、道路、その他公共施設が税金で成り立っていることを知らない。

その税金の大半を払っているのはお金持ちである。

新しいビジネスを考え、お金を回そうと頑張ってきた人たちである。

スズメの涙程度の税金で「お金ではなく感謝をしなさい」などとデカい顔をされると、税金を免除してもらい払ってすらいない人間にそう言う資格があるのかは別にして、「非常にムっとしてしまう」のです。

家の電気代をケチりつつ図書館に通ったクーラー代。

あれはでかい。

えっと、結論がよく分からなってしまったのですけど、そういうことですね。

by You