一番の経済ブーム。

親愛なるあなたへ

今世紀は人類の歴史上、一番の経済ブームです。

二極化が進むと書きましたけれど、それは今まで経済大国を張ってた「国の中」でのお話。

経済格差は日本の中では大きくなっていきます。

個人で勝つ人は勝つし、今までの考え方で仕事をする人は大手企業でも収入が減っていく可能性だってあります。

21世紀直前は500万円台の収入層が最も厚かったのに対し、今は300万円台。

では不景気だからお金がないのかというと、日本には1700兆円という金融資産がありますから、お金を持っている人は持っている。

こういう格差が広がります。

この一見「不条理に見える」現実はいったいどこから来るのか。

実は、「世界では経済格差がなくなってきている」からなのですね。

これまで何度か書いてるように、ベルリンの壁が崩壊して冷戦が終結した後、アジアの共産圏が経済のみを自由市場に開放しました。

そのため、入れ替え可能な労働であれば、日本やアメリカの国内で調達するのではなく、より安価な人件費で済むところへ仕事が流れるようになったのです。

その結果、今まで貧しかったところが発展し、労働提供だけで上がってきたところは不況になってる。

だんだん世界が対等にビジネスをするようになってきた。

そんな時代に巡り合ったのが私たちです。

日本が不況だから経済がダメなのではありません。

今こそ知恵出して、全員が対等に経済を巻き起こす時期が来ているから「ブーム」なのです。

はっきり言ってしまいますが、今までの日本の経済・好景気は幻想です。

海外に、アメリカにお世話になってた幻想です。

今こそ我々日本人も自らの頭で経済を。

価値を考える。

世の中が求めている入れ替え不可能な自分だけの価値を、頭ひねって考える。

そうすれば必ず豊かになれます。

そんな時代に巡り合わせた私は幸せ者だと、個人的に思っているのですね。

by You