遊びをすすめる理由。

親愛なるあなたへ

勉強と遊びなら、勉強なんかほっといて遊んだ方がいい時期というのが必ずあるものです。

一応先生ですから塾では大人しいのですけれども、「匿名のブログ」という強気の媒体では人間根拠のない元気が出るものです。

私は小さい頃テレビゲームが本当に好きで、おそらく制限されていた部分の反動もあったと思うのですが、「攻略本」を隅々まで読み込みどこに何が書いてあるか全て把握してしまったことがあります。

敵のデータなど、細かい数字まで覚え込んでしまった。

みなさんもきっと何かしら経験があると思うのですが、本気で遊ぶと人間はとんでもないことができるわけです。

周りの大人は「これが勉強に向いてくれれば」と言うのですが、私はいつまでたっても社会に反抗する新入社員ですから、もうすぐ30代後半戦に突入目前でも「遊べ遊べ」と連呼した結果うっかり親御さんの前で本性が出ないよう調整するのが最近の課題なのですけれども・・・。

塾では化学を教えていて、教科書や参考書を使うのですが、これがいつまで眺めていても飽きません。

高校時代勉強が大嫌いだった自分でもビックリするのですが、「攻略本」を読んでいる感覚に近いのですね。

どこに何が書いてあるか分かる。

すぐにそのページを出せる。

すごい努力したのかというと、長い時間取り組んでいますが全然疲れません。

多くの大人は「その遊びがなんの役に立つんだ」と言います。

たとえば、テレビゲームが好きでゲームの企画を考えたりプログラマーになったりする人はごく一部かもしれません。

私が遊びをすすめる理由は、「好きで没頭するとはこういう感覚なんだ」と知ってもらうためです。

仕事でも何でも、好きで没頭すればその人は幸せだし世間も評価してくれるから出世もするしと、人生何でもマルなわけですね。

by You