精神性。

親愛なるあなたへ

お釈迦様の遺言に「自分の死後2500年経った後、インドのはるか東の国、ジャブトーバーというところで自分の教えが正しく解釈されなおす」というのがあるのだそうです。

「ジャパン」と響きが似ていることから、これは日本を指しているのではないか、というのがどうも説らしい。

仮にそれが日本であったとして、「我々はそれだけ高い精神性を持っている」と言い切っていいものでしょうか。

日本人は確かに争いが嫌いで、戦争をやっている国に比べると平和な精神を持っているのかもしれません。

しかし、もしお釈迦様の教えが見直される時期であるのだとすれば、裏を返せばそれが必要だ、ということ。

苦しいから求めるわけですね。

今の日本は果たして幸せか。

生活は快適になったが、人の心はすさんではいまいか。

もし何がしかの「法」が必要なのであれば、それだけどこか歪んだ部分があることの証明である。

私たち日本人は自分たちの「民度」「品位」をもう一度見直してみてもいいのかもしれません。

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