親愛なるあなたへ
人間観察をしていると毎日が楽しくなってきます。
たとえば、多くの人が「お金持ちになりたい」と思っていると思います。
宝くじ買ったりするのはそのためで。
そこでなのですが、大分前にご紹介した「金持ちになる男 貧乏になる男」(著:スティーブ・シーボルド)という素晴らしい本があり、もう何年も愛読させていただいているのですが、見出しがものすごく目立つので向かいから内容が丸分かりの仕様になっています。
帯のキャッチコピーが「本当にお金持ちになりたい人だけ、手に取ってください。」というインパクトのもの。
これをブックカバーをつけずに電車の中で読むわけですね。
すると、相手の反応を見るとほぼ全員気にも留めないか、もしくは「趣味で読んでるな」という顔をするのです。
私は電車の中で周りの波動に巻き込まれないよう意識を保つために「本気で」読んでいるのですが、周りは本気で読んでるとは思わない。
あくまで「趣味」の段階なのです。
何が言いたいのかというと、ほとんどの人は「本気でお金持ちになりたい」とは思っていないのだなぁということ。
お金持ちになるヒントが目の前にあるのに、それを「趣味だ」という反応で終わらせる。
当然、本人がその本を手にすることはないでしょう。
ということはこれからの行動パターンも今まで通りでしょう。
でも、その人もプライベートでは「お金持ちになりたいなぁ」と言うことがきっとあるに違いありません。
お金持ちになることも含め、自分の目標が達成できるかどうかは日常生活で得られるヒントに対する自分の反応次第、ということになりそうです。
by You