人口が減っても。

親愛なるあなたへ

日本の人口は2008年をピークに減少を続けており、昨年の減少率が統計を取り始めた1950年以来最大とのこと。

ある本によれば2030年には1億1千万人、2050年には1億人を割って9千数百万人、2060年には8千万人台に突入する予測になっているのだとか。

1億人を切るというのがにわかには信じがたい数字ですが、流れとしてはありうるのでしょう。

でも不思議なのですが心配いらないような気がするのですね。

社会はうまくできている。

これまでのように60歳まで仕事して80歳まで生きるというプランをちょっと変えればいいだけかもしれません。

それこそ80まで働いて100まで生きるとか、死ぬまで一生働くとか。

それに見合って社会の情勢も変化していくように思います。

80歳まで働くとか、死ぬまで働くとか、労働人口が減って保険の負担が増えるとか、そういう悩みは「今の社会のまま進んだら」という仮定のもとに考えているからのように思います。

「今のまま」なんてことは歴史的に見てもあり得ないわけですよ。

年金制度に負担がかかって働かなきゃいけない、としても、その分今のように人手不足だとか、新しい技術が発明されるとか、乗り物が充実するとか、物価が下がるとか、そもそも社会制度が変わるとかで、全体が生きられるように上手く変化していく。

万が一健康を崩しても、コンピューターがさらに発達して寝たままできる仕事とか、AIとの共同作業とか、ホログラムでその場にいるような・・・みたいな、それこそスターウォーズやバックトゥザフューチャーみたいな世界が現実になりうると思うんです。

大丈夫です。

p.s.

そのかわり、「流れに乗る」ことは必要だと思うんですね。

難しいことではないと思います。

昔はバブルがありましたが、今はタクシー代として10万ポンと渡すような人はそういないと思うんです。

ちゃんと流れに乗っているからですね。

by You