知りたいところとその責任。

親愛なるあなたへ

面白い記事を読みまして、「人の心を読めたら幸せだろうか」という。

人間の微妙な表情筋を見る目を養う研究、そういうものが一つの学問体系としてアメリカにはあるそうです。

すると、統計学と人間の感性の融合みたいなものでしょうか。

普通の人なら見抜けない深層心理が分かるようになってしまうのだそうです。

その第一人者によるとこの学問は「オススメできない」。

街を歩いている人の表情で分かってしまうのだそう。

音楽でも絶対音感を持つ人が、普通の雑音にメロディーがついてしまうので非常に不快な音楽に聞こえてしまい大変だ、というのに似ているのだそうです。

個人的には相手の心の本当のところはあまり興味がないのですけれども、社会や世界の本当のことは知りたいですね。

社会や世界の本当のことなんて知りたくない、という方もいるのでどれがいいかは分かりません。

けれども知らなくて逆に困ることもあるかもしれません。

情報を知るのも知らないのも、知った結果も知らなかった結果も責任問題なわけですね。

by You