銭湯は「風呂」にあらず。

親愛なるあなたへ

「銭湯なんてどうせただお風呂入るだけだろ」などと悠長なことを言っててはいけません。

銭湯には無限の奥深さがあるのです。

それぞれの銭湯に味わい深いそれぞれの顔がある。

持ち味がある。

番台さんの個性だけではありません。

お風呂の構成、種類、温度、脱衣所の備品、天井の模様、鏡広告の中身、下駄箱のカギ、柱の丸み具合・・・・

どれ一つとっても同じ場所はありません。

「銭湯は完全なる個を楽しむ場所である」

・・・・とまあ銭湯狂が語る回だったのです。

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