親愛なるあなたへ
「近くの人を大事にしなさい」と言われますね。
これは人生の一つの真理なのは間違いなく、いくら遠くを眺めていてもそこには人はいないから目の前の人を大切にすることで道が開けてくる、と。
ただ、実感上、観察上もう一つの真理があるようで、優しい人で近くの人を大事にすると付け込まれる場合、遠くの人を大切にするとちょうどバランスがとれる、ということがある。
距離的、血縁的、時間的。
離れている人、血縁の遠い、あるいは関係ない人、そして今はまだ出会わない未来の人。
もちろん近くの人を大事にできて良い関係が築けるならそれは続行。
でもそれではうまくいかないのなら、いったんそういうところから離れて、遠くの人を大事にすると、近くのしがらみが解けて道が開けてくる。
by You