人相の基準。

親愛なるあなたへ

よく人相というと、顔の外側、目・口・鼻・耳について言われるのですが、本当の人相というのはその人の顔の内側にある。

簡単に言うと「表情」なのですが、それが表面上の表情ではなくてもっと「内側奥深くに眠る表情」を見る。

その奥底の表情から、その人がこれからどちらに向かおうとしているのかを「占う」。

そのために、まずは自分で練習を積むのが先決です。

自分の方向性が分からずに人の方向性を読み取るのは難しい。

読み取ったとしてもそれこそ「表面的な読み方」であったり、意義のある読み方になっていないかもしれない。

大いに外れている可能性もある。

つまり「自分を知る」ということなのですが、それは「何かの基準をつくる」ということなんですね。

自分の人相を研究し、自分はどちらに向かっているのかを考える。

そうして自分の方向性が定まってきたとき、はじめて判断のベクトルを他人に向ける。

もちろん、それに合わせて数多くの人を観察はするのですが、他人ばかり観察していても分かるようにはならないと思います。

人を観察する、占うときには基準を作る。

そしてその基準はいつも自分である、ということです。

by You