水の不思議ともう一つの魅力。

親愛なるあなたへ

万物に共通することとは思いますが、一つのことを深く理解しようと思うと実は到底理解しえぬ深淵へ続いているのだとつくづく思うときがあります。

化学の分野について触れてみますと、「水」と言うのは実に不思議な物質だといつも思います。

こんなに多くのものを溶かしながら他の液体にないような性質を有する、たとえば固体になると体積が大きくなる(固体が液体に浮く)、比熱が大きい、など、それがこの自然界に必要とされるような形で常に循環できる物性を持つ。

その説明を、熱力学か結晶工学か、こういう形で専門では理解することになるのでしょうけれども、たとえ触れることがなかったとしてもそれら現象論の中に神の霊感を感ずる。

マイノリティーであるかもしれませんが理論の中に神の霊感を感ずる不思議がまたサイエンスのもう一つ魅力であると、そんな感じもするんですね。

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