歯と体の関係。

親愛なるあなたへ

数年前に歯の詰め物が取れてからと言うもの、運気、運気と歯に関して「良いこと」を継続してくるとだんだんと歯と体の関係性に興味が湧いてきます。

色々調べてみると歯は「食べ物を噛むため」という認識以外にも、口腔内の悪化は糖尿病や心疾患などと非常な関係性があるようです(病理学的にどういう仕組みになっているのか不思議ですが・・)。

歯を磨くタイミングにつきまして。

最も歯を磨くのに大切な時期は「就寝前」だそうです。

寝てる間は唾液の分泌が減り口腔内の動きも少ないので細菌が増殖しやすい絶好の環境なのだそう。

そこに食べ物のカスがあったりするとこれは細菌にエサを与えているようなもので、絶対NG。

これは我々素人でも分かりやすいですね。

そして、次に大切な時期はなんと各食後ではなくて「起床直後」なのだそうです。

ドラマや漫画などで起床後に歯磨きをしているシーンがよくあると思うのですがあれは非常に理に適った習慣だと言います。

合理主義的に考えると「朝食後に磨いた方が一石二鳥で一番いいんじゃないの?」と思われるかもしれないのですが、先ほどの話にも合った通り就寝中が最も細菌の活動が活発になるので、起床直後はもっとも口腔内が「不潔な状態」になります。

そのまま何もせずに飲食をしてしまうと、その細菌を全て体の中に送ってしまうことに。

東洋医学的には腸がすべての免疫をつかさどっていることを考えると、その腸内環境も荒らされてしまいます。

なので、朝食をとったり水を飲んだりする前に、まず歯を磨く。

歯をしっかり磨く、というよりも舌の表面も含めて口腔内の雑菌を洗い流す感覚でしょうか。

もし時間がなければ「うがい」をするだけでも全然違うそうです。

朝、起床直後と朝食後の両方歯磨きしている時間がある人はなかなかいないと思いますので、起床直後を優先した方がよいと、これは歯科医院専門の見解のようですね。

歯と体の関係は我々が「ただ噛む」と思っているよりもよほどフクザツな関係性になっている。

なので目に見えない体内で起きていることも踏まえ歯と良い関係を築いていきたいものです。

p.s.

もちろん、各食後に歯を磨くのがベストだそうですが、時間がないときの優先順位は「就寝前」と「起床後」。

それからキシリトールガム(最低50%以上のもの、できれば歯科専用100%のもの)は歯垢が落ちやすくなるのに非常に効果があるようでして、時間がないときはこちらを併用するといいとのことです。

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