親愛なるあなたへ
「第99代。」の記事から1年。
「第100代」岸田文雄内閣が誕生しました。
菅総理、コロナ禍の中の日本、本当にお疲れさまでした。
政治に関しては全く素人の小生でありますのでその変革の意味は定かではないのですが、不思議な方面でいうと「99」や「100」という、まさに転換の時期が示すものは、それぞれの適切な人物に適切な時期が割り当てられているのではと感じます。
菅首相は長期の政権を考えていらっしゃった、というようなニュースも拝見しましたけれども、このコロナ禍のオリンピックも含め、非常に多忙な、連続公務日で言うとあの安倍首相を越えたというお話もあり、世間の価値観をも変えたパンデミック下の激動の時代に「ギュッと濃縮した」ような本当に大変なことであったとお察しします。
パラリンピックの開会式の記事を書きましたが、天皇陛下が生き生きと拍手をされているのとは対照的に、あの記事では触れなかったのですが、菅首相の目に力がなく、どこか遠くを見つめておられたお顔も非常に印象的でした。
「♯菅寝ろ」というハッシュタグもついたという激務の中、ワクチンを全国民にいきわたる見通しも立ったというパンデミックとの闘いの終止符(正確には「ウィルスとのこれからの共存」かもしれませんけれども)へ近づいた、そのお役目を果たされ、これからの御静養を願うばかりです。
そして、初代伊藤博文首相から数え、ついに100代。
日本の歴史に新たな幕が開くとき。
岸田総理、どうぞ日本をよろしくお願いいたします。
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