パワーのある人の距離感。

親愛なるあなたへ

パワーがある人は、成功者や偉人の方々の勉強をしたらそのご本人に会わない方がよい、というケースがありますね。

これは納税日本一で有名な斎藤一人さんもおっしゃっていたことなのですが、一人さんから色んなことを本やインターネットで教わり、本当に成功したい人は自分に会わない方がよい、と。

その真意は分からないのですが、自分なりに考えておそらくこういうことではないかなぁと。

それは、成功者というのは未来ある若者に「教えて」あげたい。

しかしパワーが強すぎるためにどうしても「染め上げて」という色が出てしまう。

すると、志願する未来の卵もパワーの強い人たちだとそこで力同士がぶつかってしまうのでは、ということなのですね。

私も成功者や偉人の方々の本を読んできましたが、ご本人にお会いしたことは過去でお一人だけでしたでしょうか。

しかし、このことがすごく分かりますね。

我流を貫く、というのではなく、それぞれの信念や信条というものを犯さない。

多くの人が知らない世の中の基本的な仕組みというのを教えてあげるけど、そのかわりそういう力同士のぶつかり合いを回避する。

いつかも書きましたけれども、どんなに成功してもお金持ちになっても、結局は自分らしく生きないと幸せにはなれないのですね。

それが「染め上げた」状態だと、確かに成功者に一番近い距離感にいるわけですから最短コースで目的は果たせるのでしょうけれども、やはり「何かに支配されたような顔」という方をいっぱい見てきました。

もちろん指導者側は全て善意でやっていてその方に弟子入り志願をする方はそれを良しとしていくのでしょうけれども、現実的に否定できない事実だと思います。

なので、ご本人にお会いして直接指導をいただいたり、波動を浴びたり、もちろんそれが目的を果たす上で最もよいのは承知の上でありますが、あくまでも自分らしい選択と失敗と成功と、そういうものを大事にするのが幸せにつながるのかなぁ、とそんな風にも思うのですね。

人の言うことを素直に聞く素直さプラス、こういった自分らしい選択、「自分の頭で考えてそれを実行する」というのをどうも神様は望んでいるように思います。

結局人間は幸せを手に入れるための苦労が好きなのですね。

魂の成長から見ても本当にそうなのだと思います。

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