大きく見ると平等。

親愛なるあなたへ

人間は不平等なものですけれども、大きく見ると大体同じようなものらしいのです。

いつぞや「魂のもつ平等性」について書いた気がしますが、この世だけで見ると一人一人の持つ「因果」は差が激しい。

「先天運」なるものも同じで、最初に持つ運気の強さも人それぞれ。

しかし、全てが魂の成長で、誰もが、これはどんな人でも全部の道を通らなければならないのだと考えるとこれほど平等な宇宙の真理は他にないと思うのですね。

苦しいというのはそれは因果を解消している最中。

どんな人も全ての人生を歩むのですから、自分もいつかやらなければならない。

反対に言えばすごく順調な人生を自分も必ずいつかそれをやることになる。

最近再燃し出した「気学」についてもそう。

少し専門的な話になりますが、五黄土星という生まれ星の人は「吉方位」が異常に多い。

逆に三碧木星や四緑木星という生まれ星の人は「吉方位」が非常に少ない。

不平等じゃないかということですが、実は五黄土星の人は逆に凶方位に行ったときの落ち方がデカい。

三碧木星や四緑木星の人は吉方位に行ったときの効果がデカい。

そうやって平等性を保たれています。

なので、我々が普段不平等だと思っていることは人間界の話であって、「大きく見ると常に平等である」というのが不思議な世界での「常識」なのだと、そう思うのですね。

by You