究極の安心感。

親愛なるあなたへ

今日は大寒波の中すごい風が吹いてます。

こんな日は家から出ずにぬくぬくと。

ドラえもんの「のび太君」ではないですが、いつかのコマにありました、のび太が寒い夜にみんなを操る道具を使って外でやりたい放題していたのですが、そのことが空しくなった最後に一言「あったかい布団に入ってぐっすり寝る。こんな幸せなことがあるか」と。

去年の同じ時期にも「冬は感謝の季節」と題し、時々わざとベランダに出て「うおっッ、寒っっっっッ」と一瞬刺激を与えたあと嬉々としてコタツに舞い戻るという怪しいM度を発揮したこの季節ならではの楽しみ方を告白してしまったのですが、私が冬を好きになる理由はこの「守られている感が半端ない」ということだろうと思うのですね。

人間の精神の安定性は、自信とか豊かさとか希望とかトキメキとか、そういう色んなものもあるかと思いますが、究極、この「守られている感」に行きつくのではないかと思っています。

もちろん豪雪地帯の方(小生の親戚にもおりますが)、そして外で生活されている方は本当に大変なことだと思います。

そういう現実はあると思いますが、もう一つの現実として普段は感謝することのないエアコンとかコタツとか、はたまた温かい空間を囲んでくれている部屋の壁とかマンションそのものにベタベタ触って挨拶するという「究極の安心感」「守られている感」というのがこの冬には満ち溢れている。

なので部屋の中で暖を取っているだけで幸せを感ずる至高の心身の安定性は他の季節にはなかなかないものだと、そう思うのでありますね。

by You