神様の指導と会話。

親愛なるあなたへ

今まで神社を参詣した体験上「神域」には大きく二つあるように感じました。

ものすごい神々しいもの、ということに間違いはないのですが、一つは「ピリッとする畏敬(指導される)の念」。

そしてもう一つは「包まれる(守られる・会話する)感覚」。

神道における神の霊魂が持つ二つの側面があり、それぞれ「荒魂(あらみたま)」「和魂(にぎみたま)」と言うのだそうです。

神の荒々しい面と、穏やかで優しい面と。

伊勢神宮を参詣し別宮を色々まわったときにそのことを知ったのでありますがそういったものが確かに社殿や土地に出ているように感じました。

人間世界で織りなされるこの二つと同じコミュニケーションで私たちを見守ってくれていると分かる時、敷居が高いとかオカルトとかではなくもっと今の我々にとって「身近なものに感じてもいい時期」なのではと、世間の起こる出来事を見ていてそんな風に思うのでありますね。

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