新時代の3年間。

親愛なるあなたへ

2019年に「令和」の時代を迎えてから昨日でちょうど丸3年。

今上天皇でいらっしゃいます徳仁さまと皇后雅子さまは、この目まぐるしく変わった令和最初の激動の中、本当に大変なお勤めであったことと思われます。

初の生前退位による継承やコロナ禍によるオンラインの活用と異例の対応、そして諸々の皇族関係の世論やこれらすべてを含めた大きな転換点の中で、柔軟な対応と国民に寄りそう変わらないお心を示されるその魂の高尚さに常日頃崇敬する思いです。

2019年5月1日に即位され、その年の12月まで続いた即位の礼大嘗祭(だいじょうさい)など一通りの儀式を終えてからのコロナ禍の発生というのは、それ自体は喜べる状況ではないかもしれませんが、それでも一連の流れを終えられた後の出来事であったことは、天皇陛下の大徳による天からの加護であるのを拝見し、自分もやはり徳を積まねばならない、と心新たにする思いでもあります。

公務が見えにくい、という批判も考えられたというオンラインでの交流は国民からの支持を得ているそうで非常に喜ばしいことであります。

これからの時代に必要な「柔軟さ」という姿勢を、畏れ多くも日本の象徴としての現在の天皇陛下から学ばせていただいた、というこの3年間でありました。

我々も既成概念にとらわれず、新時代の3年間で培った「これから先の不透明さが明らかとなった」という学びを元に、色々試行錯誤していこうではありませんか。

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