古くて新しく、小さくて大きい。

親愛なるあなたへ

昨日、人と会うため京都駅に行ってきました。

週一で仕事に行ってはいたのですが、最寄が阪急烏丸(からすま)だったのでその周囲のことしか知らず。

京都駅はもう15年、いやそれ以上行っておらずしかも記憶があいまいだったため久々の来訪に衝撃を受けてきました。

多くの方は京都と言えば「古都」そして「景観保存のために高い建物を建ててはいけない」というトリビアからこじんまりした駅を想像するかと思います。

しかし、実際は全く違う。

デカい。

デカすぎる。

大阪に14年住み、梅田やなんば、天王寺といった関西屈指の繁華街や摩天楼を見慣れた私でさえ、お隣の県でありますのにあまりのデカさに衝撃を。

景観保存のため高さは大阪高層ビル群には及ばないものの、横にものすごい長く、かつ高さも10階建てほどあるので、巨大な要塞がドカッと鎮座している感じです。

大阪駅も大きいと思うのですが、京都駅の方が何だか一回り大きく感じます。

京都駅構内はとてもオシャレで、多数のお店や空中歩道、そして広く長い巨大な階段を席として活用したライブ会場も。

大阪梅田のスカイビルも手掛けられた原広司さんという有名デザイナーの方が設計されており、駅構内は一つの芸術的価値として必見であります。

さらに京都は盆地に位置しているためすごく「小さい」イメージもありますが、先の空中歩道から一望できる古都の絶景はそんな固定概念を吹き飛ばしてくれますね。

京都は「古い文化」だけではなく、日本初の路面電車、日本初の小学校、そして日本初出店のお店がすごく多い、などなど、新しいものを積極的に取り込む街であるとも。

身近なところではパンの消費量が日本一だそうですね。(海外の食文化。意外です)

日本の歴史、悠久の時を経た古の文化の香りを求めて京都へいらっしゃるみなさまへ。

是非その古くて新しい、小さくて大きいもう一つの魅惑の京都を堪能されてみてはいかがでしょう。

by You