お礼参り。

親愛なるあなたへ

関西も残すところわずかということで、今日は再び京都へ行ってきました。

2か月前にも行ってきましたが、今回は父方の祖母と母方の祖父の「咽喉ぼとけ」がお祀りされているお寺さんへ。

大谷祖廟さんと知恩院さん。

ここが二つともすごいパワースポット(大谷祖廟さんは前回もご紹介させていただきました)。

大谷祖廟は浄土真宗親鸞聖人のお墓、知恩院法然上人が開いた浄土宗の総本山です。

ちなみに浄土宗と浄土真宗は全く関係ない別宗派だそうですね(二つのお寺は円山公園を挟んで隣り合うほど近いのですが)。

知恩院さんは総本山というだけあって、何か特殊な結界が張ってあるのではと素人でも分かるパワー。

正門に当たる重厚な国宝「三門」。

1621年、徳川2代将軍秀忠の命によって建立され、400年たったとは思えないほどの耐久性、逆に悠久の時を醸し出すオーラ。

それをくぐるとその先には一段一段登りごたえがある「男坂」が出現。

お寺に来たのにどこかのお城の石垣を這い上がっている感覚に包まれます。

そして登り切った先にある国宝・「御影堂(みえいどう)」。

広い境内の中ではお経が挙げられ、ものすごい広いのに心が鎮まる不思議な空間です。

京都観光の一つのスポットとして取り上げられるのも分かりますね。

そんなパワースポットの二つのお寺でお参りを済ませ、帰途につく。

帰りに八坂神社前の交差点から、京阪祇園四条、鴨川、京都河原町、阪急烏丸と、四条通りを歩いていきました。

仕事関係で烏丸駅で毎回お世話になっていたのですが、その周辺のことを全く知らず。

最後に阪急烏丸駅にて、時代を遡ったような重厚なモダニズム建築の銀行に囲まれる四条烏丸交差点に思わず「ありがとう」。

京都のことを何にも知らなかったのに、今でもほとんど知らないのに、それでも受け入れてくださり、本当にお世話になりました。

ご先祖様へのご挨拶とともに素敵なお礼参りができた気がしました。

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