常識で考える。

親愛なるあなたへ

「常識を常に疑う」

それが今の世の中、特に同調圧力に屈する日本人に求められる「進化へのキーワード」でありましょう。

けれども、逆のことがある。

深追いして、あるいはその筋、その道の当事者になってより複雑な背景を見るよりも。

「常識で考える」

昨日ニュースになりました、50年以上も戦ってこられた袴田巌さんの再審。

詳しいことは全く分かりません。

けれども、常識で考えれば、検察側のやってることは何がどうあってもおかしい。

最重要手掛かりとされた、味噌タンクから発見された着衣の色、そして血痕の色への否定にも関わらず、延々と死刑を求刑している。

そして、権力を持たない一般人が一生をかけてまで巨大な組織と戦い続ける、そのような人間が果たして罪を犯したのか。

常識で考えれば、明らかにおかしなことです。

そして以前ご紹介しました、メディアのタブーに切り込んだ、森永卓郎さんが書かれた「書いてはいけない 日本経済墜落の真相」。

日本航空123便墜落事故の内実を公表された。

非常にショッキングな内容であり、本当の真実は分かりませんが、常識的に考えれば、おそらく事実なのでしょう。

そして、国や日本航空側はひたすらにフライトレコーダーの公開を避けてきている。

なぜ、そこまで頑なに公表を避けるのか。

たとえば、上の2つの事件・事故についても、冷静な思考で、我々日常の経験則に基づき、ごく普通に考えてみる。

私達は嘘をつきます。

大人も嘘をつきます。

そして、誰にも言えない恥ずかしい過去も抱えている。

個人のレベルでさえ嘘をついたり公にしたくない恥ずかしい過去があるのだから、常識的に考えれば、あらゆる組織、たとえそれが国を守り罪人を裁く守護神であったとしても、国家を動かす中枢であっても。

常識で考える。

いつか、大きすぎる嘘は見抜けない、という記事を書いたことがあります。

我々に流れる善なる常識が、大きな嘘を暴く。

by You