問答の開始。

親愛なるあなたへ

「自分のことを好きになる」「劣等感からの解放」

目まぐるしい毎日の中でそれを問うにはどうすればいいか。

毎日の生活で感じる、大なり小なりの「嫉妬心」があるでしょう。

それを見逃さないことです。

嫉妬心を感じてしまった自分を恥じる。

嫉妬をしてしまう自分が嫌だ。

その嫌悪感から、「なぜ嫉妬してしまうのだろう」という建設的な方向に心が向き出します。

嫉妬をして「気分が悪い」「嫌がらせしてやれ」、それを超えて「恥ずかしい」と思える領域になったとき、心底そう思ったときに人は手放しで人生を模索し始めます。

人を責めるより自分を責めるほうが何百倍も難しい。

この例えが適切か分からないのですが、実は鬱病などになる人は、ものすごい魂が磨かれている人なのです。

自分を責めることほど難しいことはありません。

誤解を恐れずに言えば、嫉妬に対する嫌悪感の刃が自分に向いた時、人は本質的に「人生の目的」に向かって歩き出す。

人も自分も責めずに、この嫌悪感から解放される方法、その具体的な方法が自分の好きなことをすることだと、自分の道を歩くことだと魂が語りかけてくるのです。

自分自身を無意味に苦しめることはありません。

ただ、嫉妬心という、人間が感じ得るごく普通の感情に改めて着目したときに、パッと何かが開けてくると思うのですね。

by You