哀悼とのはざまで。

親愛なるあなたへ

世の中はオリンピック一色。

日本人の金メダルも続いています。

本当に嬉しいことで喜びムードの中、しんみりとした記事になってしまい本当に申し訳なく思っています。

筆者も2021年東京五輪のときのように、心の奥底では大手を振って応援したい。

しかし、その一方で故人を想う、そんな哀愁の気持ちもあります。

世間の慣例として「自粛しなければならない」雰囲気にのまれているわけではないのですが、自然と静かにしていたい自分もいます。

お祝いしたいけど故人を想う、そんな愛の満ちる陰の世界。

この不思議な気持ちは「形式的な伝統」なのではなく、我々日本人のDNAに深く刻み込まれている記憶そのものなのか、と。

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