中秋の名月。

親愛なるあなたへ

先日17日は中秋の名月

美しいですね。

一昨日もその名残を惜しむように、ほぼ満月の状態を多摩川の河川敷をジョギングしながら拝ませていただきました。

このたび家祓いにてお世話になりました神主さま曰く、「一日(ついたち)は月が立つという意味で、月末は月が籠るという意味で晦(つごもり)と言うのです」と。

晦日(おおみそか)は一年の最後、まさに大晦(おおつごもり)。

なるほどと納得すると共に、太陰暦と呼ばれる月を中心とした日取りから、日本人に内在する「陰」を大切にする古来の流れに感動したというか、そこに私たちのルーツを感じたわけです。

陰は暗い沈み込んだ概念なのではなく、時に「狼男」の伝説にも例えられるように、そして気学の竹下宏先生が分析された「月光浴は人間の内なる野生を引き起こす作用がある」ように、静なる透明感をまとった大変なエネルギーなのだと。

ある意味で静と動を完璧に兼ね備えた和の存在。

大和の国である我々日本人は改めて月を意識し拝むことで、それが何かしら混乱したこの時世下でプラスに働くのではと、そんな妄想を致しました。

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