親愛なるあなたへ
アルバイトやフリーターをやっていると、社員の人と同じ仕事をしているのに、なんで給料が低いのだろうという疑問が湧きます。
特に、熟練したトップアルバイターの人であればあるほど、新しく入ってきたペーペーの社員に対して給与面で不満を持ってしまうのです。
でも、アルバイトの給料には、給与明細には記載されていないお金が含まれています。
「自由料」です。
仕事をしているときはなかなか気づきにくいですが、社員よりもアルバイトの方が確実に自由度が高いのです。
アルバイトの人が仕事に対して無責任で、手を抜いていいということではありません。
心の稼働範囲が広い、ということです。
自由とは、「心の自由」のことです。
縛られない、ということです。
アルバイトやフリーターであれば、企業もそれ相応の見方をしてきます。
仕事を一生懸命やっているのに待遇が悪い、責任のある部署を持たせてもらえない、というのは、企業から見れば当然の対応です。
社員になると、お給料は高くなりますが、自由度は確実に狭くなります。
アルバイトと社員のどちらが良い悪いという話ではありません。
いただけるお金は、全ての条件を揃えると必ず均される、ということを知りましょう。
会社の社長が何億円ももらっているのは、必ずそれだけの条件があるのです。
お金には代えられない、目に見えない恩恵にも、感謝しよう。
by You