2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

温度差。

親愛なるあなたへ見抜く目を持つ、というのは実はそんなに難しいことではありません。できるようになるとすごく楽しい。人相とは「差」である。自分とどれだけ違うか。「協調性」が日本の美徳だから、その美徳によって「差」が分からなくなる。自分と同じよ…

少数決。

親愛なるあなたへ日本人は平均大好き。みんなと同じが大好き。多数決で「常識」ができ上がるわけですが、その結果が今の日本です。日本は幸せなのでしょうか。世界でも有数の経済大国なのに幸福度が低いというデータが出ている。ということはシンプルに考え…

自由とグレーゾーン。

親愛なるあなたへ自由とは何かと考え始めると色々行き詰ってしまうのですが、簡単に言うと結局は「グレーゾーンが広い人」のことを言うのではないでしょうか。白黒ハッキリつけるのもいいですけれども。私も自由に生きる前は白黒つけたがりましたから、それ…

押し出し。

親愛なるあなたへ人生は押し出していかなければいけません。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」っていうのは実ってから言うもので、実らないうちに垂れてるのは根腐れ起こしてるか干からびてるかで、それではしょうがないですものね。押し出しは気合なのですが…

あなたは本当にあなたですか。

親愛なるあなたへ人にはやはり「立ち位置」というのがあると思うのである。以前にリーダーとプレイヤーの話を書いたと思うのですが、リーダーになる人がプレイヤーの仕事をすると不幸になる。プレイヤーで輝ける人がリーダーになると不幸になる。その人だけ…

茹でガエルの原理。

親愛なるあなたへ「カエルをどうやったら生きたまま茹で上げることができるか」ちょっと残酷な気がしますけど、非常に考えさせられる話である。カエルを熱い鍋に入れるとすぐにジャンプして逃げてしまう。ところがちょうどいい温度から、少しずつ少しずつ、…

人の選び方。

親愛なるあなたへ人間には無限の可能性があると、私は思っています。この世のあらゆる人に公平に与えられる。でも、そのことを本人が意識しなければなりません。気づかなければなりません。他人を変えることはできない。人を育てたい、と多くの人が言う。も…

ブラインドタッチ。

親愛なるあなたへこれはコツかどうか分からないのですけど、すべての仕事に共通することがあるように思うのです。物を片付けることに近い。それが「元の位置に戻すこと」。これだけである。パソコンで手元を見ずに打ち込む操作を「ブラインドタッチ」と言い…

発見。

親愛なるあなたへ自分で「見つけたいと思うもの」は普通の人は分かりません。夢や目標が何なのかさえ。子供の頃や学生時代に見つかる人は本当にごく一握り。私も例外なく普通の人でしたから分かりませんでした。99%の人は普通の人ですから最初から夢や目標を…

中間管理職のノルマ。

親愛なるあなたへ「営業は幸せを売る仕事だ」「人間的な愛情がない人は無理である」すると、必ずこういう反論があると思います。「オレはリーダーでチームの数を達成する会社の使命がある。だから部下にうるさく言ってる、何が悪い」そういう人は、リーダー…

営業マンは何故「いやらしい」のか。

親愛なるあなたへThe・営業に全く抵抗を示さない人はまれでしょう。ほとんどの人は営業マンに抵抗を示す。私もスマホを売ってますが逆にやられると多少チワワになる。いわゆる「営業マン的ないやらしさ」があるのですが、あれはいったい何なのでしょうか。営…

営業マンは何故売れないことをするのか。

親愛なるあなたへ不況になって物がなかなか売れない時代。「ノルマ」が重くのしかかる。どうしてみんな自分を苦しめるのか。それはみんな「数」を売ろうとするから。もちろん経営は「数」だから、数を売る。でも数を売ろうとすると数売れないことに、なぜ気…

要領の良し悪し。

親愛なるあなたへ要領はいい方がいいのか悪い方がいいのか。そりゃいい方がいいに決まっている、と思うでしょう?私も昔はそう思っていました。要領のいい人がうらやましかったです、ホントに。もう親から言われ友達から言われ、要領の悪さでは右に出る者が…

ゼロベース。

親愛なるあなたへ「自分」という人間はこの世でどのくらいの存在なのだろう。今コップで水を飲んでみましたが、水は「他の誰か」が浄水場できれいにしてくれたもの。コップは「他の誰か」が二酸化ケイ素からガラスで作ってくれたもの。コップを置くテーブル…

不老不死。

親愛なるあなたへ人は死を恐れる。でも死とはそんなに怖いものではありません。どんなに名誉を手に入れ、どんなに財産を築き、そして今どんなに幸せであっても必ず死は訪れる。死はすべての幸福を断ち切ってしまう悪魔のように考えるから、不老長寿を願い、…

立志離反。

親愛なるあなたへ「成功したい」という野望・欲望は正当なもの。そしてそのキッカケも自由そのもの。ただ、このことを覚えておくと成功した後も快楽が長続きする、という裏ワザがあります。それは、成功とは人が寄ってくることではありません。成功とは人が…

原っぱでの散歩。

親愛なるあなたへ成功する人たちはみんな成功の道を歩いている。成功する道が目の前にあるような感じがする。「成功しない人」はみんなそう思います。ところが実際に成功の道を歩いてみると、そんなものはないのだなぁとつくづく痛感します。「私は成功して…

油の落とし穴(その10)。

親愛なるあなたへ悪口ついでにもう一つ。油の中で特に悪いと言われているのが「トランス脂肪酸」。マーガリンやファットスプレッド、ショートニングに含まれています。そもそもトランス脂肪酸とは何かというと、「不自然に折れ曲がっている棒」である。もと…

油の落とし穴(その9)。

親愛なるあなたへ「オリーブオイルが体にいい」ということで早速買ってきてパンにつけ、スープに入れ、あるいはダイレクトに飲みまくっているのですがどうも雲行きが怪しくなってきました。本物でなければダメなようだ。体にいいのは本物のエクストラバージ…

油の落とし穴(その8)。

親愛なるあなたへなんだか植物油の悪口ばっかり書いてるみたいで申し訳ないのですけど、体にいいものももちろんあります。生なら「オリーブオイル」と「えごま油」と「あまに油」。加熱するなら「米ぬか油」と「ゴマ油」。油は基本加熱はだめですけれども、…

油の落とし穴(その7)。

親愛なるあなたへ折れ曲がってる油は体にいいのですが、唯一の弱点があります。それは「完全に折れてしまう」こと。これを「酸化」と言います。動物性はまっすぐだから折れにくい。でもたくさん曲がっていればいるほど折れやすい。この折れた場所が尖ってい…

油の落とし穴(その6)。

親愛なるあなたへこれまでの流れを見ると「折れ曲がった油をとった方がいい」ということで不飽和な植物油をたくさんとろうという方が出てくると思いますが、実は植物油にも落とし穴がてんこ盛りなのである。動物性脂が体によくないということで、国全体で「…

油の落とし穴(その5)。

親愛なるあなたへ「油は折れ曲がった方がいい」ということですが、これは折れ曲がれば折れ曲がるほどいい。一回折れ曲がってるのを「一価不飽和」、二回以上折れ曲がっているのを「多価不飽和」などというどうでもいい科学知識を披露することで筆者のカワイ…

油の落とし穴(その4)。

親愛なるあなたへまあ油、油と騒がしいなと思われるでしょうけれども、元・科学者の血に火がついてしまったのでこのまま突っ走ってしまいましょう。体にいい油と悪い油は基本的に「折れ曲がり具合」の違いなのです。油の構造は、実は単なる「長い棒」である…

油の落とし穴(その3)。

親愛なるあなたへ「油」はとても体に大切なものなので、体の中で油をつくるシステムが実は確立しているのです。人間の体には「油の芯」を伸ばす長鎖化と、「油の質」を上げる不飽和化と呼ばれる二つのシステムが存在します。だから何かしらの材料で足りなく…

油の落とし穴(その2)。

親愛なるあなたへ「ダイエットのためにも油分は控えた方がいい」とみなさんおっしゃられるのですけれども、生物工学出身のワタクシとしては、人間60兆個の細胞すべてを形作る「膜」は「リン脂質」という油でできているという事実を隠しておくとバチが当たり…

油の落とし穴(その1)。

親愛なるあなたへ「クリスマスイブ」ということで本日は美味しいものをたくさん食べれる祝祭日なので申し訳なさが100点なのですけれども、健康のお話。油を控える、ということが言われて久しいのですが、体に悪い油を控えた方がいい理由は実は単純明快であっ…

鍛造技術。

親愛なるあなたへ人間には一つの特性があります。それは、鍛えれば鍛えるほど強くなるということ。筋肉も鍛えれば鍛えるほど強くなる。脳も鍛えれば鍛えるほどよく回る。メタボ検診でひっかかっているのに腹筋が6つに割れている方には若輩ながらお会いしたこ…

運の色。

親愛なるあなたへ人相は慣れれば誰でも見れるようになるのですが、難しい場合には目の色が一つの判断材料になるかと思います。運のいい人は目が黒い。黒くて輝きがあります。運のいい人は何にでも興味を持つのが特徴です。生理学的には物事に興味を持つと光…

飽き性。

親愛なるあなたへ何かにぶち当たったときには3つの選択肢があって、立ち向かう、耐える、逃げるのどれかを選ぶしかないと相場は決まっているのである。その中で「逃げる」という選択肢があまり重要視されていないのは悲しいことです。私の記事は、「立ち向か…