2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「ただの人」へ。

親愛なるあなたへ私がサラリーマンをやめて何を一番強く感じるかというと、「ただの人」へ戻るリスクなんですね。人はみな所属感を持って生活しています。その所属感があるから心の安定を保っていられる。ところが普段それに気づくことは滅多にありません。…

無意識なインプットと質。

親愛なるあなたへインプットすることは大切ではありますけれども、ものの精度を高めるにはアウトプットすることが何より大切だと、最近改めて感じるのです。「インプットしないとアウトプットできません」という意見があるかと思います。これは理論上全くそ…

必ず思いつかなかった分野で開花する。

親愛なるあなたへ自分の運命に乗る、というのはですね、筆者が経験してきたものをできればそのままお伝えしたいのですけれども、それでも「難しいなぁ」と思います。経済的成功こそまだですけれども最終的な運命の流れを実感できて、それは「こうだよ」と。…

「T字型人間になりなさい」

親愛なるあなたへ私は化学を教えているということもあって、日本人で初めてノーベル化学賞を受賞された福井謙一先生の名言が心に残っています。 「間口が広く奥行きの深い『T字型人間』になりなさい」 表面だけをなでる「一文字型」、特定の分野のみ深い「I…

縁が強いものほど複雑である。

親愛なるあなたへ人間関係で複雑な問題が起こる。どうしても割り切れない複雑な問題が起こる。逃げられればそれでいいけど、たとえば家族とか古い友人とか以前のパートナーとか。極端な話、会社はやめてしまえばそこで一端縁が切れるけれども、それまでの「…

微差を見抜く眼力。

親愛なるあなたへ物事を肯定的にとり、希望を持ち、不平・不満、愚痴悪口泣き言を言わずに歩いていくと、「微差」が見抜けるようになります。微差を見抜く眼力を持つようになります。微差を見抜く眼力は悪口ではありません。批判や悪口のように見えるけれど…

1万円しかない。

親愛なるあなたへコップに水が半分残っているときに「あと半分しかない」と考えるのと「まだ半分もある」と考えるのは後者の方がポジティブでよしとされています。ところがお金に関してはちょっと注意が必要です。お金がないときにはそういう考え方がもちろ…

健康の弊害。

親愛なるあなたへ人生の中で色んな問題はつきまとうと思うのですけれども、結局最終的に人は皆死ぬ。この間インターネットで見かけた岐阜県郡上市の願蓮寺というお寺さんに、『お前も死ぬぞ』、と一言書かれた掲示に「これを書いた方はすごいなぁ」と思わず…

我の強い方でいいと思う。

親愛なるあなたへ死ぬときはやっぱり後悔して死にたくない。これは多くの人が望むことだろうと思うのですね。でも現実として、多くの人が後悔をして死んでいく。そういう現実があります。だからまずは迷惑かけてもいいから「我が強くなること」が大切なのだ…

捨てると働き出す。

親愛なるあなたへ世の中には二つのものがあります。一つは、蓄積を重ねることで効果が出るもの。もう一つは、一度捨てることで効果を発揮するものです。理屈で言えば、一度捨てると捨てた期間の蓄積はできないし、もう一度始めようとするとブランクを埋める…

小学生と会話する。

親愛なるあなたへ幼稚園とか小学生のとき、人は実に純粋なもので何でも素直に表現する。「子供は正直だ」というのは「自分自身」にも当てはまるもので、小学校の、たとえば卒業アルバムに書いたことは「本当の自分の姿」に近い。なるべく小さいときのがいい…

人間関係の優先順位。

親愛なるあなたへ人間の性質として「類は友を呼ぶ」という言葉は真実でして、同じようなグループを作りたがる傾向にある、と。そして、その作ったグループの中で意識を共有して、その信念を強め合う、と。だから自分が好む、好まざるによらず、この宇宙の法…

脇役として。

親愛なるあなたへ自分の中の「楽しさ」と相談して、それが少しでもあれば続けるとよいかと思います。上手くいかなくても楽しいなら続けてみる。途中でめんどくさくなっても、これだというものをポッと感ずるなら続けてみる。もちろん風向きがおかしいなら引…

なかなか死ねない。

親愛なるあなたへ人間というのは実にしぶとい生き物で、なかなか死ねないのですよ。みんなああなったらどうしようとかこうなったらどうしようとか、いろんな思いはあると思うんですけれども、やってみれば分かりますけどなかなか死ねない。本能が「死ぬわけ…

肉眼と心眼。

親愛なるあなたへどちらの眼で見るか、という話なのですが、まずは我々、俗世の人間ですから肉眼で物を見るのがよいかと思うんです。精神性を高めたい、より徳を積みたいと心眼から始めるのもよいかもしれませんけれども、なかなか難しい部分もある。肉眼で…

田舎に帰ること。

親愛なるあなたへ都会に出ることを書きましたが、今度はずっと都会にいると見えなくなるものがある。だから私もときどき自然に触れにいくのですが、結局どちらに偏ってもいけないのですね。簡単に言うと、都市部では肉眼を鍛える。自然では心眼を鍛える。都…

都市に出ること。

親愛なるあなたへやっぱり、都会に出ることだと思います。私も田舎出身の人間ですから田舎にいるとその価値観が全てになる。外の価値観を見ないようになる。田舎や地方でも上手くいってる人は、何かしら都会とコンタクトをとるという道があるようです。自分…

捨てにかかるといい。

親愛なるあなたへ行動を起こすとき人が二の足を踏む理由の一つが「効率を考えること」にありますね。余計な苦労はしたくない、と。失敗を恐れるのも一つですが、「そんなことやって何になる」「もう歳だし」というのは、自分の時間をそんな辛いことに使いた…

あきらめない基準。

親愛なるあなたへ「物事を成すには最後まであきらめないことだ」というので「ああ、そうか」と思います。頭では分かっているけれども、それでも現実には難しいですよね。「あきらめない」その基準が分かればもしかしたら元気が出るかも、ということで。筆者…

芸術の時代なんです。

親愛なるあなたへ今は芸術の時代。自分なりの芸術を持つ時代。その芸術性と創造力を発揮する仕事をすれば人生が成功する。心からの充実感を得られる。芸術と言うと絵とか彫刻を思い浮かべるけれども、もっともっと広い。営業の芸術家もいる。プログラムの芸…

子供への見栄。

親愛なるあなたへ子育てについて。子育ては偉いことではありません。筆者は経験者ではないのでその大変さを語ることはできません。でも偉いことではない。子育ては、子供に対して見栄を張らない訓練。自分より弱い人間に対して見栄を張らない訓練。子供に嫉…

指摘されることについて。

親愛なるあなたへ「先生にとって怖い生徒とかいないんですか?」「例えば?」「何か指摘されたりとかあるじゃないですか」「別に怖くないけど・・・」「なんで?」「隠さないからじゃない?」先日教室の中でこんな会話がありました。個人的にはそういうこと…

新しい自分と本当の自分。

親愛なるあなたへ本当の自分を見つけるには、一度今までの自分とお別れすることも必要なんですね。今の自分のほとんどは「周りの人が望んだ姿」であることが多い。例えば、「あなたは人の話をよく聞いてくれるから」と言われてきても、本当は自分の意見を言…

分かち合うために生まれてきました。

親愛なるあなたへ私は夢を追うことを暑苦しいくらいに訴えています。好きなことをしよう、楽しいことをしよう。分からないなら覚悟を決めて見つかるまで探し続けよう。自分が好きで、思ってもみなかった才能との接点が必ずある。誰にでも必ずある。本当に不…

ボランティア的経営。

親愛なるあなたへ昨日、路上パフォーマンスをしていた芸人さんに指名され、手相を見られつつ手品の助手を務めたのですが、そのときに「経営者に向いていますね」というご指摘をいただきました。(手品すごかったです)自分ながらになんとなく感じていたのも…

恋と革命を。

親愛なるあなたへ96歳にしていまだ現役として活躍しつづける作家、瀬戸内寂聴さん。すごいなーと思います。年齢を全く感じさせないそのパワフルさに感服してしまいます。videotopics.yahoo.co.jp 我々も負けていられませんね。その瀬戸内さんの法話の中で「…

自由人。

親愛なるあなたへ私はとにかく自由を愛する人間なので、それはもう何でもありなのです。夢を追うことを正義とするような記事が多いですが、追わない人生も大変結構。あらゆる人生があって、それで人は魂の故郷に帰ってゆくのでしょう。自由。我々は自由です…

積極的な選択。

親愛なるあなたへ惰性で毎日が過ぎるのはその生活が「正しい」と思っているからでしょう。でも、その生活が間違っていたとしたらどうでしょう?もし間違っていて、その生活を送ったら後悔して死んでしまうとしたら。周りの圧力で「これが正しい」と思って生…

作品への愛情。

親愛なるあなたへ仕事って真剣にやると愛情がわくと思うのです。一番いいのは自分の好きな仕事を真剣にやること。すると、愛情が作品に入るのが分かる。商品に入るのが分かる。理屈じゃないのですけど、情熱と愛情が入ってるのが自分でも分かる。逆に入って…