親愛なるあなたへ
僕は小学生のときに科学者になりたいと思っていました。
中学生になるとお医者さんになるという目標ができました。
医学部を受験して一浪したこともあります。
社会に出て製薬会社に就職し、今は様々なサービスを経験しています。
バラバラのように見えますが、僕が昔からやりたいことは一つです。
人の役に立ちたいということです。
どんな仕事でも、それを通して社会に還元することに喜びを感じるのです。
大学時代、勉強より部活を優先していた天才にテスト前に「まとめノート」を作ってよく教えていましたが、仙台で久々に会った彼が「昔から奉仕の精神があるよね」と言っていました。
当時、そんなことは考えもしませんでした。
僕にはライフスタイリストとして独立し、億万長者になってみんなに勇気と希望を与えられる存在になるという夢がありますけれども、それも全て根っこはつながっていたのです。
最近読んだ「経営の真髄(著:松下幸之助)」という本に面白いことが書いてありました。
商売というのは儲からなければ罪であるという一文です。
会社も従業員も国からお借りしたものである、だから、そのお借りしたもので儲からないことをするというのは正しい経営ではない。
なるほどな、と納得しました。
お金儲けは国栄のためだ、ということです。
もちろん、本人が豊かになっていいのです。
でもそれは、社会に還元することを誓うから神様からGOサインが出るのです。
選ぶのは職業ではありません。
誰かのために、何かのために頑張ることができる共通点を見つけることです。
夢がない人は、夢を見つけられないのではありません。
共通点が分からないだけです。
共通点が見つかれば、神様は豊かさのGOサインを出してくれます。
今、経済的に社会的に豊かでなくてもいいのです。
夢が見つかるというのは、心が豊かになることです。
どんな逆境にあっても頑張ることができる心です。
頑張る心が見つかれば、あとは自然についてくるのです。
by You