お気に入り。

親愛なるあなたへ

今回は「気に入られた時」のお話です。

周りの人に気に入られたり好かれたりするのは、大いに結構なことだと思います。

成功や幸せの一つであることは間違いありません。

ところが、「いい人」出身の私としてはその落とし穴を伝えておくのがスジであろう、ということでその話をします。

気に入られたら、人間は不思議なもので、また気に入られる行動を取ろうとします。

すると、だんだん周りの期待に添わない行動は取れなくなってしまう。

本当に取れなくなってしまうのです。

いい人ほどその傾向が強い。

そこで、周りに気に入られたときは、その結果「自分にとって得になること」をいつも考えていてください。

「気に入られる」ことばかりに目がいくと、「嫌われる」ことが怖くなる。

でも「自分にとって得になること」を考えていれば、嫌われてもその人は「得にならない人だったから」と割り切ることができます。

そのくらいの気持ちでいくとちょうどイイですよ。

by You