親愛なるあなたへ
この記事で書いてあることはお読みいただいても分かる通り、一般的な精神論や道徳論ではありません。
筆者自身、客観的に見ても非常に「世間に反抗的である」と。
それが子供っぽい、大人げないというのは重々承知の上なのですけれども。
世の中には素晴らしい本がたくさんありますから、本当はそちらから勉強された方がいいと思っています。
ただ、私が一番心配しているのは、世の中で「いい子」で育ってしまうお子さんがいること。
子供の頃の影響というのはなかなか抜けないものです。
それくらい大人、特に親や自分を身近で育てた人間の影響というのは強力である。
案外、ずーっと昔っから反抗している人は私は心配してなくて、反抗に反抗を重ね、それを通してから本屋さんに並ぶ素晴らしい書物で戻ってこれると思います。
ところが、いい子というのはその反抗するエネルギーすら奪われる。
愛情という暴力で、あらゆる正論で、全ての責任をあなたにかぶせる罪悪感で。
「お母さんの好きなことしてね」というお子さんにその母親が「親孝行な子供で」と言ってるのを見たりすると思わず胸が痛くなる。
世間は立派な息子だ、立派な娘だと思っているかもしれないけれど、自分にも好きにやりたいことがあるだろう、と。
人には自由を望む心がある。
これは誰の心にもあると思います。
自由を勝ち取るにはまず反抗しなければならない。
それはきっと一つの真実でありましょう。
by You