おかえりなさい。

親愛なるあなたへ

はやぶさ2」が地球近傍小惑星リュウグウ」のサンプルリターンで6年ぶりに地球に帰ってきました。

昨日午後2時半過ぎ、カプセルを分離。

そしてあと今から約30分後にカプセルが大気圏突入、着地に至るそうです。

カプセル分離の中継を偶然、ネットのライブブロードキャスティングで見つけて見ていたのですが、専門的なあらゆる難しそうな機械やモニター、データを見ながら分離の成功を確認しみなさん歓喜に沸いていました。

現在は地球のすぐそばにあるはやぶさも、数億キロはなれたところで電波でやり取りしていたことを思うと、「無線」のすごさがあらためて分かります。

数億キロ先の機械を操作して、数億キロ先の画像が見えるって、ものすごいですね。

「モノ」や「景色」が見えない状態で数字やグラフだけで状況を把握し、6年ぶりに我が子をもう一度この目で見るとなると、それは感動もひとしおでしょう。

「初代はやぶさ」が2010年6月に「イトカワ」のサンプルを採集して帰還したとき、あらゆる故障を乗り越え満身創痍の状態で目的を果たした大気圏突入の直前、地球をとらえた最後の一枚の画像の送信とともに、月よりも明るい流れ星となって散っていく様子を「はやぶさおかえりー!」と撮影者の方が叫んでいる姿には、はやぶさプロジェクトのそれまでの経緯を全く知らなかった筆者でも目頭が熱くなって胸にこみあげてくるものが・・・(最後の地球のショットもなんとも言えない熱いものが・・・)

www.youtube.com
(10分00秒くらいからです)

今回のはやぶさ2のカプセルも、無事着地してくれるといいですね。

心よりお祈りしています。

by You