終わりが来てそこから新しい幕が開く。

親愛なるあなたへ

パラリンピックが5日に閉幕しましたね。

これで東京2020が全て終了しました。

閉会式の「見逃し版」を拝見しまして様々なパフォーマンスを楽しませていただきました。

みんな本当にカッコいいですね。

そしてラスト、「聖火」が閉じる。

東京は八王子、その町工場の一角で極秘に製作が進められたという聖火台。

一流のデザイナーと匠の技を使って至難の工程を乗り越えてきたのだそう。

「太陽」をイメージして作られたという聖火台。

その「太陽」が幕を閉じる。

しかし閉じ方が「次の開く瞬間」を予言しているような閉じ方でした。

デザイン性か操作性か、何か視覚効果的なところはあるのかもしれませんけれども、そこに込められる「意味」としてそのようなものが感じ取られました。

アスリートの方もインタビューでよくおっしゃっているように「次は金メダルを取りたいです」「次は世界新記録を出したいです」。

「次は、」「次は、」「次は、」・・・。

今回の聖火台のラストを見ていて寂しい気持ちには不思議となりません。

太陽が閉じたその中で既に新しい炎を上げている。

終わりが来た瞬間からまた新しい幕が開く。

2024年、パリ。

既に動き出している炎に、閉会式を見たばかりなのに新しい光と勇気をいただきました。

p.s.

パラリンピックの開会式や閉会式で流れていた「WeThe15」。

多様性を生み、偏見という名の幻想から世界が別れを告げる。

素敵です!

かっこいい!

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