2020-04-17から1日間の記事一覧

恩は遠くから。

親愛なるあなたへ「恩は遠くから返せ」というのは「受けた恩は目立つようではなくさりげなく返しなさい」という諺ですが、それとは別に「まさに文字通りの意味」もあるように思うのです。人間は、たとえ心の奥底から恩義を感じたとしても多種多様な背景から…

親のしつけ。

親愛なるあなたへ銭湯で桶を片付けていたら、一人のご年配の方に「若いのにマナーがいい、見てて気持ちいいな」と言われたことがありました。銭湯好きとしてはもちろん普通なのですが、確かに最近はマナーがなっていない人も見受けられるようです。そして、…

見えなくても触れられる瞬間。

親愛なるあなたへ「涙活」と呼ばれるほど、映画・音楽・景色・ゲームその他で感動や感情移入により「泣く」行為は、心理的な浄化作用として極めて効果が高いものなのだそうですね。なぜか分からないのに、理由は分からないのに涙が出てしまうこと。「琴線に…

気持ちいいことは健康への投資である。

親愛なるあなたへ「万病の元はストレスである」これは医学・生理学的にもその通りだ、という見地で一致しているようです。ストレスの逆は何かというと、「気持ちのいいこと」になります。万病の逆ですから、これは「健康への投資」ということになる。私は銭…

お花見について。

親愛なるあなたへお花見シーズンはほぼ終えたところが多いのではないでしょうか(北海道はこれからですね)。自粛でお花見を控えるのは、確かに筋であろうと思います。ただ、それでもお花見をしてしまう人に対して「そんなにお花見が大事?」という書き込み…

忘れていたおもてなし。

親愛なるあなたへ先日、お墓参りに両親の実家の北陸を訪問した際、非常に気持ちのよいビジネスホテルに泊まることができました。ちょくちょく旅に出るのでビジネスホテルの対応についてはよく分かるのですが、本当にひさびさに「おもてなしの心」がこもって…

最新と最古への尊敬。

親愛なるあなたへ普段の会話だけでなく都市計画についても「乙な部分」を残すのは、大阪の「面白心」「遊び心」を象徴する非常に味わい深い文化であろうと思っているのです。現在の日本のビルで最も高い「あべのハルカス」が臨む、大阪市天王寺区。ここには…