自信とは、攻守のバランスを取ること。

親愛なるあなたへ

自信を持つというと攻めるイメージを持ちます。

前進するためには積極的に攻める姿勢がもちろん必要ですけれども、守りも必要なのです。

攻めだけに固執してしまうと自陣が攻撃されていることに気づきません。

攻め込んでいるようで、実は巻き込まれていることもあるのです。

思考は人間の最大の財産です。

それをうまく活用するためにも、攻守のバランスを取ることが必要なのです。

意識は伝染していきます。

ビックリするくらいに同調するのです。

成功者はそのことをよく分かっています。

どんなに自信があっても、大きなうねりの中では巻き込まれてしまうことを熟知しているのです。

付き合う相手は厳選しなければならないことを知っています。

逃げたり無視することの大切さも知っています。

「逃げるのか」という言葉に逆上して無理に攻めてしまうとダメになります。

強さだけに憧れるとこのトリックに引っかかってしまいます。

無視はいけないと教わりますけれども、無視しなければならないときもあるのです。

どんなに相手が親切心で教えてくれていても、それが足を引っ張るものであれば無視しなければなりません。

逃げるというのは積極的な守りの姿勢です。

決して消極的で悪いことではないのです。

チャレンジと自己防衛、両方の勇気を持つしなやかさこそが自信なのです。

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