親愛なるあなたへ
人間はいつも自分のことを考えています。
相手のことを考えろとは言っても、やっぱり自分のことを考えているのです。
ニュースで流れる殺人事件よりも自分の体調の悪さを気にします。
空腹になれば大切なことがあってもお腹が鳴ります。
相手を心配するのもつながりによって自分の価値を確認するためです。
究極、命を投げ出す行為も目的がなければできるものではありません。
人は自分の存在を肯定せずには生きていくことができません。
他人のことを考えないのは思いやりを否定しているのではありません。
一人で生きていくことができるということでもありません。
人は人とのつながりによって愛と幸せを生み出していくから、心のつながりは大切です。
言いたいのは、人は、自分勝手であって自分勝手でないということです。
一人で生まれて一人で死んでいくけれど、みんなつながっています。
自分のことを考えていながら同時につながりを大切にしているのです。
自分のことを考えるというのを、単純にマナー違反や暴利主義と結びつけるからややこしくなるのです。
人生の目的は、自己満足です。
存在意義の確認作業なのです。
一種のゲームです。
人生がゲームであるのなら、究極の自己満足を目指しましょう。
人生を楽しく生きている人は間違いなくゲーム感覚です。
ゲーム感覚だから、死ぬことが怖くないのです。
親愛なるあなたへ。
今日から楽しいゲームを始めましょう。
by You