自立心とは、自分の気を自分で補うことです。

親愛なるあなたへ

人生を楽しむためには、自分の人生に責任を取ることです。

僕は一番初めの会社でそれを学びました。

仕事を丸投げされて大変なこともありましたけれど、投げ出さずにやってきたことで神様が飛び出す勇気を与えてくださいました。

仕事と人生って全然違うじゃないですかって、これ、同じなんです。

小さい仕事だろうが僕のように「パソコン無理!」っていう逆境のときだろうが、投げ出さずにやると、そのうち会社に勝って美味しい失業ライフですら送れるようになるんですよ(笑)

失業ライフって簡単に言いますけれど、美味しくするためには知識と事前準備が必要なんです(笑)

僕も生まれ変わる前は愚痴を言っていた時期ももちろんありましたけれども、自分を変えてきました。

愚痴や文句というのは何がいけないのかというと、相手に被害を与えるのです。

愚痴や文句は、聞く人から同情という形で「気」を奪い取ります。

元気・やる気を奪い取ります。

人を怒るのもそうです。

怒鳴っている人は相手を萎縮させることで一瞬で気を奪っています。

ネチネチ怒る人はズルズル気を奪い取ります。

それで自分の活動エネルギーを得ているのです。

ですから、こういう人は愚痴を聞いてくれる相手がいなくなったり怒る相手がいなくなると、あっという間に消耗します。

動けなくなってしまいます。

だから、相手を逃がしたくないのです。

これは依存心の塊以外の何物でもありません。

近くにいると相手の低い自己満足のためにどんどんエネルギーを吸い取られてしまいます。

恐ろしいですね。

そういう社会に染まると怒ることが評価されるようになりますが、いつかそのツケが必ずまわってきます。

こういうところからは早くおさらばしましょう。

自立心のある人は自分で自分の気を補充することができます。

どんなに前向きでも、元気が出なかったり落ち込んだりすることはあるんですね。

そういうときは人から奪うのではなくて、本を読んだり音楽を聞いたりして自分でエネルギーを蓄えることができます。

エネルギーを自己複製できるから、周りに元気とやる気をお裾分けすることができます。

周りを本当に明るくできる人は、自分の元気とやる気を自分で調達できる人です。

自己責任とは、自分の元気くらい自分でつけられるぞということです。

自分の元気を自分でつけるってなかなか学びづらいかもしれませんが、例えば、はじめに書いたように与えられた仕事を最後までやるのです。

仕事を最後までやろうとすると愚痴を言いたくなるときもあります。

そんな丸投げはないだろうって文句を言いたくなるときもあります。

でも、そんな中でも前向きに努力すれば、神様は必ず力を貸してくださるのです。

自立心って抽象的だけど、学び方は意外と簡単です。

仕事でなくても構いません。

何かを「やり遂げよう」と思ったとき、あなたの中にはもう立派な自立心が生まれているのです。

by You