親愛なるあなたへ
行きと帰りの通勤電車。
毎回思うこの一言。
暗い・・・。
とにかくみなさん暗いですよ。
もっと明るくいきましょう!
波動なんて分からないかもしれませんけど、何だかこう苦しくなってしまう。
今はやれ不況だ何だとメディアが騒ぐ。
そんなものがなんですぞ。
こっちは勝手に絶好調。
オレが祭りだ、あたしがバブルだ。
僕は子供でしたから分からないのですけど、バブルの頃はそれはすごかったそうですね。
毎晩飲めや歌えや、クラブのお姉ちゃんに「タクシー代だよ」なんて普通のサラリーマンが10万ポンと渡すような世界だったとか。
今サラリーマンが10万ポンと渡してると身の上を案じてしまいますけど。
時は流れてクラブから大衆居酒屋へ。
飲んでる人は大体しおれているでしょう?
あれは不景気だからしおれてるのではない。
お好きでしおれていらっしゃる。
しおれると、なんだか慰めてもらえるような気がする。
中には慰めてもらえるのを一つのステータスのように思ってる天然記念物もいて、そういうのは保護種だからあまり近寄らない方がいいですな。
エネルギーを取られて大変だ。
周りがどうだって自分が勝手に騒げばいいだけですよ。
みんなが暗くしてると何だか暗くしなきゃいけないような気がする。
これが人間の不思議な性質なのです。
電車の中でみんなが疲れていると元気にしてるのが悪い気がする。
疲れてるなら疲れている周りに合わせないといけない。
あれ、おかしいですね。
こっちは疲れてても明るく頑張っているのです。
もっと勝手に元気になればいいのですよ。
バブルなんてもう来ません。
バブルを懐かしむ人もいるけど、バブルの頃はみんな上がっていったから抜きに出るのって難しいのです。
でも今はみんながしおれてるんだから簡単でしょう?
お祭り騒ぎをしたことない人なら難しいけど、したことある人だったら簡単でしょう?
バブルを知らない無一文失業出身者が年がら年中お祭り騒ぎしてるのですから、当時を知ってる人なら絶対に大丈夫ですよ。
by You