親愛なるあなたへ
この道でいいのか、こんな毎日でいいのか、こんな人生でいいのか。
色んなことで人は迷います。
出世やお金儲けにしても、心理学や処世術などあらゆる手段を使おうとも人は考える。
世間体のために走り回りおかしな理論武装を身に着ける人もいる。
その中でいったいどれが正しい道なのか。
我々は自由意志を与えられているから何でもできてしまう。
正しくないことでもできてしまう。
そんなとき、「もう一人の自分と握手できるか」と考えると、スッと答えが出るような気がするのである。
目の前にもう一人の自分がいる。
観念の世界ではなく、今、現実に目の前に自分という名の人間がもう一人いる。
彼と握手ができるか。
彼女と握手ができるか。
信頼している友と握手するように、ガッと、お互いの体温が重なり合うような握手ができるか。
自分自身と熱烈な握手ができるときが人生を楽しんでいるときであり、人生の成功者であり、そして自分のことを本当に尊重しているときだと思うのです。
孤立しても握手できるか。
食えなくなっても握手できるか。
今死んでも、握手できるか。
自分を好きになるとは自分自身と握手できることだと、そう思います。
by You