神様からの経済論。

親愛なるあなたへ

何故お金が生まれたのか。

何故お金が人の命や人生まで左右するほど大きなものなのか。

ときには悪用されてしまうこの莫大なエネルギーの塊の出生秘話を知りたくなる。

はるか昔はお金がなくても生きていける時代がありました。

人類が進化し経済活動を発展させたために自然発生的にお金が生まれた。

経済活動という言葉でひとくくりにされてしまうけど、本当の起源はそうじゃないんじゃないか。

そんな風に考えるときがあります。

お金とは神の霊感である、というのが私がお金持ちと直感で教わってきたことなのですが、どうして神様はお金を人類に与えたもうたのか。

それを突き詰めてくと、最終的には「信頼」に行き着くのではないかと思っているのです。

お金は信頼を見えるようにしたものだ、と書きましたけれども、あれはどういうことなのかというと、人類が一つにまとまっていくための「道具」だということである。

お金が生まれる前は物々交換でした。

物がお互いの信頼を結び付けていたのである。

さらにその前は命そのものであった。

人間ははるか昔共食いをしていた時代もある。

お互いを信じられるステージが、命から物へ、そしてお金へ。

魂の初期の段階では食うか食われるかというのが信頼を知る唯一の方法であった。

しばらくすると、今度は物を渡すことで相手を殺さなくても分かり合える時代になった。

そして現代は目の前に物がなくても、自分が欲しいときに交換するお金で信頼できる時代になった。

そうやって進化していくようなのです。

だから、全人類がお互いがお互いを信じあい、いいことされたらいいことしよう、人に伝えよう、助け合おう、という意識に行き着いたとき、この世からお金は消えてなくなってしまうのだと思います。

現代の魂のステージで信頼の証として神様がお金を作ってくれた。

私の中ではそういう不思議な経済論が一番納得してしまうのです。

by You